![]() ![]() ■音楽:ウラジミール・コスマ 音楽担当はジョセフ・コスマ(「枯葉」のコスマではない)の息子、ウラジミール・コスマ。 1940年4月30日生まれ、ルーマニア出身。ブカレスト国立音楽院卒業後、パリ・コンセルヴァトワールに進む。ミシェル・ルグラン楽団のバイオリン奏者を経てイブ・ロベール監督を紹介され『ぐうたらバンザイ』(61)で映画音楽に。 以後、ロベール監督の全作品を担当したほか、フレンチコメディを中心に活躍し『ディーバ』直前には『ラ・ブーム』(80)なども。 ベネックス監督がクロード・ジディの助監督をしていた頃から面識があり、処女短編『Le Chien de Monsieur Michel』(77)で作曲を依頼され 『ディーバ』はコンビ2作目。 『ディーバ』では 82年のセザール賞・音楽賞を受賞した。作曲だけでなく、"ワリー"では演奏指揮もこなし、印象的なジュールとディーバのお散歩のシーンで流れる"センチメンタル・プロムナード"のピアノソロはコスマ自身が弾いている。 サウンドトラックの録音はイギリス(CTS & Music Center of Wembly)とパリ (Davout and Damiens-Aquarium)で行われた。
その後も活躍を続け
TVも含めると現在までに200作以上を担当しており『ル・バル』で2度目のセザール賞を受賞、『プロバヴァンス物語/マルセルの夏』(90)で同賞候補。
『L'ete36』(86)でセット・ドールTV賞受賞。その他の作品では「上級生」(72)「おかしなおかしな高校教師」「夜よ、さようなら」(79)など。
曲の解説
![]() |