
■ 事件を解決した後のゴロディッシュ
"波を止めること"を夢見ている男、ゴロディッシュ。
本編からはカットされたが、事件を解決した後で彼は・・・。ファンなら頷ける、裏話が
1983年のパンフレットに掲載(*)されていました・・・
ベネックス監督:『賢明でものごとわかっている唯一の登場人物は、脇から傍観している男、ゴロディシュです。
彼はいつもやっているジグソー・パズルのように、ひとかけらずつ世界を再構築しようとしている。
映画の終りの部分で、僕がカットしてしまって、今ではそれをすごく後悔しているシーンがあるんです。
ジュールを救った後でゴロディシュはアパートに戻ってきて、別のパズルをやり始めるのです。
彼の行う再構築、そのリズムの周期的な特質と関係があったのですが』
再び"波"のパズルだったのか、まったく別の図案だったのか、気になるところで、一度そのカットされたシーンを観てみたいものですが・・・
* このインタビューは、もともとは1982年 6月13日ワシントンポスト紙、フレッド・シュルアーズによるインタビューの一部。
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