
■撮影:フィリィップ・ルースロ Philippe Rousselot
1945年ムールト・エ・モゼル生まれ。
1964年から1966年まえヴォジラール映画撮影学校で学び、撮影助手となり、ネストル・アルメンドロス、ジャン・ボフティら
名手のもとで「モード家の一夜」(69)などの作品に付き、腕を磨く。
1971年より撮影監督として活動を始め、ディアーヌ・キュリスの一連のヒット作で注目を集め、
「ディーバ」での映像感覚が世界中で絶賛される。
以来、売れっ子としてフランス国内はもとより、海外でも活動を始め、アカデミー撮影賞も
「戦場の小さな天使たち」(87)、「危険な関係」(89)、「ヘンリー&ジェーン」(90)で候補となり、
1993年「リバー・ランズ・スルー・イット」で初受賞。
セザール撮影賞には「ディーバ」と「テレーズ」(86)で受賞し、
「小熊物語」(88)、「美しすぎて」(89)で候補となるなど、80年代以後最高の撮影監督として評価される。
アカデミー賞
受賞:1992年 撮影賞 リバー・ランズ・スルー・イット
ノミネート:1990年 撮影賞 ヘンリー&ジューン/私が愛した男と女
ノミネート:1987年 撮影賞 戦場の小さな天使たち
カンヌ国際映画祭
ノミネート:1997年 パルム・ドール 悪魔のくちづけ
全米批評家協会賞
受賞:1987年 撮影賞 戦場の小さな天使たち
受賞:1982年 撮影賞 ディーバ
英国アカデミー賞
受賞:1994年 撮影賞 インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
ノミネート:1989年 撮影賞 子熊物語
ノミネート:1989年 撮影賞 危険な関係
ノミネート:1987年 撮影賞 戦場の小さな天使たち
ノミネート:1985年 撮影賞 エメラルド・フォレスト
- 1976 赤いポスター
- 1976 モデル・カップル
- 1977 デイアボロ・マント
- 1978 クレマンスのために
- 1979 あばずれ娘
- 1981 ディーバ
- 1983 溝の中の月
- 1985 エメラルド・フォレスト
- 1986 テレーズ
- 1987 戦場の小さな天使たち
- 1988 小熊物語
- 1988 危険な関係
- 1989 美しすぎて
- 1989 俺たちは天使じゃない
- 1989 ヘンリー&ジェーン
- 1990 メルシー・ラ・ヴィ
- 1992 リバー・ランズ・スルー・イット
- 1993 王妃マルゴ
- 1994 インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
- 1996 ジギル&ハイド
- 1996 ラリー・フリント
- 1997 悪魔のくちづけ(1997)
- 1999 ハーモニーベイの夜明け
- 1999 ランダム・ハーツ
- 2000 タイタンズを忘れない
- 2001 PLANET OF THE APES 猿の惑星
- 2001 テイラー・オブ・パナマ
- 2002 きみの帰る場所/アントワン・フィッシャー
- 2003 ビッグ・フィッシュ
- 2004 コンスタンティン
- 2005 チャーリーとチョコレート工場
(1994 劇場パンフレットからの転載)
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